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『なおとん』 の巻き

ミツルくんの次のコ、決まったんだって?
 
あ〜、19歳のミツルくんから32歳のオネエサンのご紹介がありましたよ〜。今度は『大人の魅力』ってやつですかね?
 
よかったじゃん、編集長。ここんとこ男のコ漬けだったからね。充分堪能してきてね、『お・と・な・の・魅力』。
 
あれ?Aちゃん、今回は行きたがらないねぇ。大人の魅力は興味なし??
 
男のコじゃないですからねぇ。
 
だからなの?

というわけでいよいよGROOVYも5回目に突入しました。まぁ、ここでは書けないいろいろな辛苦の末の第5回。。。いよいよ定着した感ありですな。今回はミツルくんからのご紹介、『なおとん』です。『なおとん』は昼間は勉強が忙しすぎるんで、『夜、お酒を飲みながらどうですか?』とのこと。う〜む、のっけから『大人の魅力』爆発ですやん。

なおとんのまる秘データ

 なおとん
 奈良県出身、32歳
 日本で高校卒業後、美容師を5年、エステティシャンを5年。
 その後、某有名紳士服ブランド会社で紳士服の販売を担当した後、ハワイへ留学。
 現在は語学学校に在学中。
 趣味は波乗り。
 

注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    な・・・なおとん


『日本でのキャリアを捨て、ハワイへ』
編: なおとんは今回は留学っていうことですけど、いつからですか?
な: 来たのは2001年の2月です。
編: 留学前のハワイ歴って言うとどんな感じ?(お決まりの質問やね)
な: 10年位前から5回来てます。2年に1回ぐらいの割合ですね。
編: なおとんの場合、日本で美容師、エステティシャンと美容系のキャリアを積んできてるのに、今回はなんで語学留学?コスメトロジーのライセンス(メイクとかネイルとか美容系のライセンスのことね)のための留学とか考えませんでした?(おし、いいツッコミや)
な: うーん、なんだかずっとこのまま同じ事を続けるのが嫌だったんです。なんか他のことがしたい!って気持ちがあって。。。それに人を美しくする仕事ってメチャしんどいんですよー。(わかるような気が。。。)
編: へぇー、そうなんだぁ。しかし、勇気ある決断でしたねー。で、ハワイに留学しようと思ったきっかけってなんかあります?
な: 友達や知り合いが前から留学やら、なんやらかんやらでハワイにいて、私が旅行でくるたんびにおウチに遊びに行ってたんです。彼女たちのハワイ生活に触れるたびに私もハワイで暮らして見たいっ!って気持ちがどんどん強くなって、結局こうなっちゃいました。(笑)
編: たとえばNYとかロスとか他の地域への留学っていうのは選択肢になかったんですか?
な: いや全く考えませんでした。もう、ハワイ狙い撃ちです(笑)。それだけハワイの魅力ってすごいってことですよ。
編: ハワイ留学を決めてから実際に来るまでの準備期間はどのくらい?
な: 私の場合、2〜3年かかりました。その間にお金をためて親を説得して。。。親の理解を得るのに随分かかったような気がしますね。
編: ちなみにお金をためる、って大体どれくらいの軍資金になるんでしょうか?(やっぱりね、お金系の話しは得意やね)
な: 1年半から2年ぐらいの留学を目途に大体400万円弱くらいですかねー。
編: うーむ、やっぱりそれくらいかかるんですねー (お、あんまりビックリせえへんな。編集長にも学習効果があったんか。。。)
ところでVISAの準備はすんなり行きました?
な: VISAの手配から留学先の斡旋まで全部『留学センター』みたいなとこに頼んじゃいました。ハワイに来てから知り合った友達に聞くと自分でも問題なくできるみたいなんですけど、書類の不備やらで遅れるのが嫌だったんでプロにお願いしました。
編: 学校はどうやって選んだの?
な: その留学センターが3校紹介してくれたんです。その中からカリキュラムや学費なんかを検討して決めました。


『ホームステイから友達との共同生活へ』
編: 住む家とかはどういう具合で決めたんですか?
な: 学校が決まってからe-mailで学校と連絡を取り合ってホームステイ先を紹介してもらいました。というわけで、ハワイに来たときにはもう住む家は決まってたんです。ハワイに来たばかりの頃は英語もちゃんと話せなくて不安でしたけど、その家には私のほかに日本から留学生が2人いて、その人たちが分らないことをいろいろ教えてくれたり、とても助かりました。
編: えーっと、そのホームステイと言うのはもちろんタダではないんですよねぇ?(おー、おー、つっこむ、つっこむ)
な: タダな訳ないじゃないですかっ!(笑)。1ヶ月700ドルでしたよ。一瞬高いように思えますけど、朝食、夕食はもちろんお昼のお弁当まで作ってくれて、とってもリーズナブルでした。ホームステイしてる時は学費と家賃以外はお金を全く使わずにすみました(笑)。
編: 今もホームステイですか?
な: いえ、今はそこを出てワード近辺のコンド(コンドミニアムのことね)に住んでます。2BR(2ベッドルーム、日本でいう2LDK)のユニットを友達とシェア(同居のことね)してます。家賃は、、、どうせ聞かれるんですよねぇ? (もう見切られてるがな、編集長) 、、、2人で$780ですよ。
編: 2BRで$780ってメッチャ安くない?ヤバイとこちゃうの?(いきなり関西弁かい!)
な: そう思うでしょ。でもセキュリティも24時間いるし、安全・快適ですよー。私たち多分ラッキーだったんです。そこは公営のコンドだからすごく安いんですよ。でもなかなか入れないって有名なんです。私も結構努力して何度も通ってやっとOKって言う感じでしたもん。
編: ルームシェアっていろいろ難しいことってない?
な: ありますねー。やっぱり相手を見極めないと難しいです。ルールを守れない人とシェアするのはキツイですし。物事に細かい人には向かないかも知れませんね(笑)。私的には掃除嫌いな人もNO THANK YOUです。同じ価値観を持ってる人とうまく巡り合えれば経済的にも自分を成長させるためにもメリットは大きいんですけどね。


『ゆったり流れるハワイアン・タイム』
編: ハワイに来たばかりの頃の失敗談ってなんかありますか?
な: 特に大きな失敗談はないですけど、バスには苦労しました。日本みたいに停留所に名前がついてないから分かりづらいですよね。降りる場所を何度も間違えましたよ(笑)。
編: じゃ、なおとんがハワイに実際に住んでみて『やっぱりよかったなぁ』って思えることってどんなことか教えてもらえます?
な: 勉強以外のことで言えば、全体的にハワイは時間の流れが日本に比べてゆるやかなような気がします。何かに追い立てられたり、イライラしたりすることが少なくなって自分の気持ちがすごく平和になっていくような(笑)。あと海が近いので時間があればすぐにでもサーフィンに行ける、ってのもポイント高いですね
編: では逆にハワイのこんなとこが嫌い!っていうのは?
な: やっぱり日本人社会が狭い、ってことでしょうか。噂とかもすぐ広まるし。。。他にはバスの時間が計算できないのもツライものがありますね。
編: 日本人社会が狭い、って言うのは皆さんからよく聞く印象だけど。(話題、重いんちゃうの?)
な: ハワイだけじゃないと思うんですけど、海外に出るとそれぞれの場所に日本人のコミュニティってありますよね。それ自体はすごくいいことだと思うんです。来たばかりで何も分からない人をヘルプしてあげたり、いろいろな面で助けあったり情報交換したり。私も来たばかりの頃は何も分からなくてすごく助けてもらったんです。海外にいる日本人である以上、特に初めて海外留学する場合なんかは、地域の日本人コミュニティと接触しないで生活するのは逆に大変なことなんじゃ、とも思うんです。でもせっかく海外に留学してるわけだからそればっかりじゃ、っていうのもありますし。要は相手の方々のプライバシーや人格を尊重して上手にお付き合いすることが大切なんじゃないかと。。。(なおとん、やっぱ大人やねぇ)


『MY BOOMはタダもらい!?』
編: うーむ、深いなぁ。ところで、なおとんはオフの日はどうしてるの?
な: 最近では英語もそれなりに上達してきたんで、映画とかを観に行くことも多いですね。コメディ映画なんかは笑えるツボで笑えるようになりましたよ(笑)。あとはやっぱ波乗りですかね。
編: 映画、波乗りの他にハワイでのMY BOOMってなんかあります?
な: 値切り。
編: は?
な: リサイクル・ショップとかフリマとかで値切り交渉をするのがMY BOOMです。英語の勉強にもなるし経済的にも助かるし、お店の人とのやり取りが面白いんです。あと、値切りよりもっとすごいのが『タダもらい』。
編: は?(でたぁ!連続『は?』の波状攻撃!それで行数稼ぐなや)
な: 知り合いなんかから不要品をタダでもらって来ちゃうことです。留学生は働けないから『タダもらい』は貴重なんですよぉ(笑)。
編: ふーむ、最後になおとんの今後の予定とか目標とか聞かせてください。
な: 最近では日本に帰ることよりも、こっちに永住したい、って気持ちが強くなってきました。そのためにはまず環境整備をしなくちゃいけませんねー。
編: 永住のための環境整備というとアメリカ人との結婚、とか?
な: それも視野にいれてネ、ウフフ。
編: 。。。(ウフフ、ってネェーさん。。。)




今回出演してくれたなおとんに『○○ならどこ?』っていうアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1 > OLD NAVY、ROSS、COCOLULUとかが多いです。

Q2> 水着を買うならどこ?
A2 > ローカルモーションの水着はかわいいですよ

Q3> 化粧品を買うならどこ?
A3 > DFSかロングス

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4 > マッカリーのFUK YUEN、チャイニーズです。

Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5 > 千房、船場、和さび、みちのく。
    関西系なんで千房のお好み焼きは外せません!


Q6> ファースフードならどこ?
A6 > ジャッキン

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7 > スタバ

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8 > 夜遊びしません! 強いて言うならホーム・パーティー (健全やなぁ)

Q9> ブラブラするならどこ?
A9 > アラモアナ

Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10 > タンタラスの夜景 (すごい健全やね)

【インタビュー後記】
今回初めてお酒を飲みながらのインタビューです。大人の魅力爆裂かと思われたなおとんでしたが、インタビュー前の大方の予想を裏切り(?)とても健全なおねえさんでした。日本でのキャリアを捨てハワイで新しいことにチャレンジしたい、とガンバルなおとん。こんな、すちゃらかインタビューに一所懸命、真剣に応えてくれたなおとん。編集部はなおとんを応援しちゃいたい気分です。今度、アメリカ人の彼氏、紹介すっからねー。 ←こらこら、デマカセ言うでない。編集長にアメリカ人の知り合いなんておらへんやろ!

インタビュー場所: JAPANESE KITCHEN BAMBOO / 2700 South King Street, D-104 Honolulu, HI 96826  電話(808) 951-4040


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