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◆◆ 第 6 回 ◆◆ 『しょうこ』 の巻き

前回出演のなおとんから次回出演者のご紹介いただきましたぁ。
 
ついに来たかぁ。で?
 
なんでもバリバリのサーファー系って話しですけど。。。
 
なおとんもバリバリのサーファー系やったしなぁ。こりゃ波乗りつながりやな。
 
ええ、前回のなおとんに引き続き大人の魅力系でもありますし。。。
 
と言いますと?
 
ええ、31歳、大人の魅力でっしゃろ?それもなおとん同様、お酒を飲みながらとのご要望ですがな。。。
 
あ、そうなの。。。(またしても予算オーバーやん。。。)



というわけで6回目のGROOVYです。最近では『インタビューべたで緊張しい』の編集長もすっかりなれて来た様子。
さて今回は、なおとんからのご紹介、『しょうこ』です。なんで、『しょうこ』だけ『しょうこ』と呼び捨てなのかと申しますと、ご本人から『しょうこって呼び捨てにしてくんなきゃイヤッ!』って強〜いご要望がありまして。『しょうこちゃん』とか『しょうこさん』じゃ満足できないそうです(どないやねんっ!)。でもって、ご紹介者のなおとんと一緒に登場してくれはりました。はなっから宴会やん、これ。(泣)




しょうこのまる秘データ

 しょうこ
 千葉県出身、31歳
 日本で美容関係の専門学校を卒業後、美容師一筋に13年。
 かたわらでボディボードやら波乗りなんかの趣味を満喫。波乗り好きが高じて
 ハワイ留学を決意。現在は英語専門学校に在学中。
 趣味はもちろん波乗り。
 
 

注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    し・・・しょうこ


『勉強しながらサーフィン、あれ、サーフィンしながら勉強?』
編: あれ?しょうこも美容師だったんですね。じゃあ、なおとんとは美容師つながり?それとも波乗りつながり?
し: いえ、どっちでもないんです。ただの学校つながりです。
編: あー、そうなの(って面白くなさそうやな、編集長)
し: なおとんとは同じ語学学校に通ってるんですけど、面白いことにたまたま2人とも元美容師で波乗りが趣味って感じで。
編: って感じなんだぁ。(あ、なんかヤル気なさげな相槌やで!)で、今回は留学ってことだけど、期間的にはどのくらいになるんですか?
し: こちらに来たのが2001年の9月です。1年の予定だったんですけど、もうちょっと延ばそうかな、って思ってるうちにこんなに経っちゃったんですよ(笑)。
編: 留学前のハワイ歴ってどんな感じですか?
し: 5年ぐらい前に旅行で1回来ただけです。でも、その時の印象がすごく強くて。海がすごくキレイだし、これなら波乗りし放題だな、って(またもや笑)。
編: 今、語学学校に留学中ってことは今回の渡航目的は英語の勉強、ってことですよね?(あたり前やんっ!)
し: ハイ、一応。あくまでメインは『英語の勉強』なんですが・・・、でも実のところはサーフィンができるって言うのもすごく魅力ですね。
編: じゃハワイ留学のきっかけって言うのもサーフィンがあるわけなのかな?
し: そうですね、ハワイなら勉強しながらサーフィンができるし、って言うかサーフィンしながら勉強できる、って感じかな。
編: 『英語の勉強+サーフィン』が大きな目的だったならカリフォルニアとかの選択肢もあったと思うけど、ハワイにした決め手って何?
し: 気候的にも海のきれいさでもやっぱりハワイが一番だと思います。治安の面でもメインランドより安全って聞いてたし。


『キャリアを捨てたとは思ってません』
編: しょうこの場合もなおとんと同じように美容師としてのキャリアがあったわけでしょ。それを投げうってまでの留学って勇気いりませんでした?(おっしゃ、いい質問や)
し: そんなでもないですよ。私の中でこのまま美容師の仕事を続ける、ってことよりも一生のうちに一度は海外に出てみて英語の勉強やサーフィンに集中できる生活を送ってみたい、って気持ちの方が大きくなってきてしまったんで(笑)。それに今までのキャリアを捨てた、っていう意識もありませんし。。。(強気やね、しょうこ。。。)
編: 日本に帰ってからもう一度美容師に戻るとしてもカットの流行や新しいテクニックについて行けなくなる、とかそういう心配はなかった?(編集長、意地悪いでぇ!)
し: うーん、そういう心配は余り感じません。だって、10年以上も基礎からみっちりやって来てるわけだから、ちょっとやそっとの流行の変化なんて見ればすぐ分かるし、技術的にも比較的簡単に対応できると思います。(あぁ、そうですか。。。)
編: 今回、ハワイ留学を決断してから実際に留学するまでの準備期間ってどのくらいかかりました?
し: 約1年ですね。その間は必死にお金を貯めました。
編: 留学にあたってのビザの手配はどんな感じでしたか?
し: 留学専門の旅行代理店にすべてお願いしました。私が美容師だってこともあって代理店の担当者からは学生ビザの取得は難しいかも、って言われてたんです。学生ビザはアメリカで就労することができないビザですけど、美容師のような専門技能がある場合はアメリカでも比較的簡単に職が見つかり易いし、モグリで働いちゃうんじゃないか、って思われるみたいなんです。でも結局は何の問題もなく済みましたけどね(笑)。
編: 留学する学校はどうやって探したの?
し: 代理店からいくつか紹介してもらって、その中から学費やカリキュラムが自分に合う学校を選びました。
編: 1年にわたってお金を貯めた、ってことだけどどのくらいの費用がかかるんでしょうか?(やっぱ出たがな、お金系の質問。。。)
し: えー、そんなことまで話さなきゃいけないんですか?(笑)。ハワイでは無収入なんで、とにかく切り詰めて生活してます。大体1年間留学するのに250万円くらいの見当ですね。


『留学のために犠牲にした物より得た物の方が。。。』
編: しょうこの場合、勉強しながらサーフィンに集中できる環境って言うのは一種の理想型だったわけでしょ。その夢を実現させちゃってる訳だけど、そのために犠牲にしたものってなにかあるのかな?(こらっ!、質問おもいやんか!)
し: うーん、そんなにシリアスに考えたことはないですけど、やっぱりハワイでは無収入、つまりお金は出て行くだけなんで生活に不要なもの、例えばブランド物とか、そういうことにはお金はかけられません。でも、自分ではそういうことよりも今の生活の大切さがわかってるつもりなんで、まるで苦にはなりませんし、犠牲になったものがあったとしても得たものの方が比べ物にならないくらい大きいと思ってます。
編: ところで、ハワイで住むためのおウチってどうやって探しました?
し: 最初の3ヶ月は代理店から紹介されたコンドに住んでましたが費用がバカにならないんで、今はたまたまこちらに住んでた幼馴染とシェアしてます。今、住んでいるところはその幼馴染と一緒にコンドを何件も回って探しました。20件以上は見て歩いたと思います。
編: ハワイに長期滞在してみてやっぱりよかった、と思える点ってあります?
し: やっぱりサーフィンが毎日できること。それとローカルの人が思ってたより親切ですね。来たばかりの頃は英語もまるで出来ないし、ローカルの人とかもきっと相手にしてくれないだろうな、って思ってたんです。でも実際に話してみると、とってもフレンドリーで親切で、英語がわからなくても根気よく話してくれて、そういう人たちがいるって実感できたこともハワイに来てよかった、と思えることですね。


『キャッシュカード1枚で生活してます!』
編: ハワイに来てから、電話の手配やらケーブルTVの手配やら、銀行に口座を開いたりと、最初は色々とやんなきゃいけないことが沢山ありますよね。そういう生活関連のモロモロの手配はスムーズに行きました?
し: 電話もケーブルも借りたコンドのお部屋に最初からついてたので、何もしないですんだんですよ。銀行口座も実は持ってないんです。
編: 銀行口座がない、ってハワイじゃ小切手で支払わなきゃならないものが沢山あるでしょ?
し: うーん、電話代やケーブルTV代、光熱水費なんかは家賃に含まれてますから、小切手じゃなきゃ困る、って場面はないですね。家賃や学費はキャッシュで払ってますし。私の場合は、日本を出発する前に海外でも引き出せるキャッシュカードを作って来たんです。必要な生活費は、そのカードで日本の口座から引き出して使ってます。でも今になって考えてみると、そのキャッシュカードは引き出すたびに手数料みたいのがかかっていたみたいで、ちょっともったいなかったかなぁ、って思ってます。最初からお金を沢山持って来て、こっちで小切手用の口座を開いた方が良かったかも知れませんね。
編: 電話、ケーブルTV、光熱水費込みなんですか!?で、お家賃はいかほどに?(毎度毎度よく聞けるわ、そんなことまで。。。)
し: ワイキキのコンドなんですけど友達とシェアなんで、1人分の負担は月に$450です。
編: しょうこの場合、幼馴染とのルームシェアってことだけど、ルームシェアでトラぶったこととかありません?
し: 相手が幼馴染なので、性格も何もかも知り尽くしてますからトラブルらしいトラブルは特にありません。でもたとえ幼馴染とは言え、お互いにプライバシーには干渉しない、最低限のルールやマナーは守る、ってことが大切だと思います。。
編: ハワイに長期滞在してるとハワイの嫌なところも見えてくる、ってことはありませんか?
し: 私の場合は余りこれが嫌っ!ってことは感じませんね。強いて言うなら遊園地がないところ、ぐらいかな(笑)。
編: 今までインタビューしてきたコたちは『日本人社会の狭さが嫌っ!』って言うコが多かったけど、しょうこはどう?
し: うーん、そう言うのを感じるコがいるってことは理解できます。でも、私の場合あまり気にならないし、あれこれ言われたこともないし。普通にしてればどうってことないんじゃないかなぁ。そんなの、別に日本にいたって同じことですし。。。(意外とクールやな、しょうこ。。。)


『勉強とサーフィンの両立が基本です』
編: 学校がお休みの日とかはどんな風に過ごしてるのかな?
し: お休みの日はもう朝からサーフィン三昧です。よく行くポイントは、ワイキキのポップス、アラモアナのボウルズですね。中級者から上級者まで楽しめるポイントですよ。あとは、服探しに出かけることもあります。とにかく切り詰めて生活しているので安い服を重点的に見て回ります。お奨めスポットはROSS、あとはカリヒのSAVERSですね。
編: 最後に、しょうこの今後の予定や目標なんかを聞かせてください。
し: やっぱりハワイに来た以上、英語が上手くならないと意味がないんで、もっと、もっと勉強していろんなことを吸収したいです。あとはサーフィン。勉強しながらサーフィンが出来る、っていう自分の理想に近い環境にいれることを感謝しながら勉強と両立していきたいです。




今回出演してくれたしょうこに『○○ならどこ?』っていうアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1 > ROSS、SAVERS。

Q2> 水着を買うならどこ?
A2 > ROSS、ROXY。

Q3> 化粧品を買うならどこ?
A3 > 化粧品って買ったことないです。。。強いて言うならロングスくらいかな。

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4 > 自宅で自炊!

Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5 > これも自宅!

Q6> ファースフードならどこ?
A6 > ファースト・フードもほとんど食べないけど、強いて言うならジャッキンかな。

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7 > 外ではあまり。。。自宅でコーヒーいれて飲みます。

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8 > 朝が早いので夜はでかけません。

Q9> ブラブラするならどこ?
A9 > やっぱワイキキ。

Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10 > コア・サーフショップ。ハワイで最初にボードを買ったお店です。
     ワイキキのハイアットの裏手にあるお店なんですけどオーナーが親切で面白くて。
     暇があるとたむろっちゃいます。

【インタビュー後記】
前回に引き続きお酒を交えてのインタビューです。さすが健全なおねえさん、なおとんからのご紹介だけに『しょうこ』もすごく健全なおねえさんでした。勉強とサーフィン、自分の理想を立派に実現させてる姿に感動です。ブランド物の服やバッグで固めるよりも素顔の自分を飾らずに、自分らしく生きてる『しょうこ』はとても輝いて見えました。ハワイで過ごした何年間かは『しょうこ』がいずれ日本に帰るにせよ、お金では決して買えない貴重な経験になるに違いないでしょう。

インタビュー場所: TOKKURI-TEI / 611 Kapahulu Avenue, #102, Honolulu, HI 96815 電話 (808)739-2800


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