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◆◆ 第 14 回 ◆◆ 『YOSHI』くん の巻き

へんしゅーちょー、あきひろくんから 『YOSHIくん』 ってお友達のご紹介いただいてますが。。。
 
ふむふむ、で?
 
あきひろくんとは、ハワイ大学つながりらしいっすよ。
 
よっしゃ。んじゃ、インタビューするレストランはどないしよ?
 
『YOSHIくん』 の行きつけのお店があるそーですが、そちらでいかがでしょうか、とのことですが。。。
 
あ、そーなん?で、どこやの、行きつけって?
 
カイムキの BIG CITY DINER やそーです。
 
まじかいな!?あそこは、キムチ・フライド・ライスが激うまいんやで!
 
ってことは、このインタビューもものすごく楽しみだったりします?
 
うんうん!
 
(また出番なさそーだし。。。)



あきひろくんからのご紹介、『YOSHIくん』 のインタビューをお届けします。『YOSHIくん』 はハワイ大学で観光学を学ぶ大学生です。観光と言えば、ハワイの経済を担う大きな収入源の一つでもありますです。『YOSHI』 くんからハワイのこと、日頃の生活のこと、いろんなお話しを伺ってきました。CHECK IT OUT!




YOSHIくんのまる秘データ

  YOSHIくん
佐賀県出身、28歳。
日本で四年制大学を卒業後、ハワイへ留学。語学学校、KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)を経てハワイ大学へ。
趣味は旅行、ゴルフ、テニス、タイ語。
 
 


注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    Y・・・YOSHIくん


『アジアのパワーに魅せられて。。。』
編: YOSHIくんはハワイ大学で観光学を専攻とのことですが、観光学とは具体的にどんな内容になるんですか?
Y: 正確に言うとTRAVEL INDUSTRY MANAGEMENT(観光経営学)と言う大きな学部がありまして、その中でも僕が特に力を入れて勉強しているのは、TOURISM & TRANSPORTATION MANAGEMENT(観光業&運輸経営学)と言う分野になります。
編: そもそも、どうしてこの分野に?
Y: 僕はもともと旅行が好きで、日本の大学でも観光経済学を専攻していました。特にアジア方面に興味があって、日本の大学ではベトナム経済についてかなり詳しく勉強しましたね。
編: で、ハワイ大学とはどういうつながりで?
Y: ハワイ大学はアジアについての観光学という面ではとても強い大学なんです。日本の大学で勉強した内容を更に深く掘り下げて学んでみたい!と言う気持ちが強くてハワイ大学への留学を決断しました。
編: YOSHIくんがアジアに魅せられるようになったきっかけみたいなものは、何かあるんですか?
Y: ベトナムのほかにラオスなどにも行きましたが、日が昇るような勢いと言うか、パワーを感じたんですね。また、手つかずで残っている自然や悠久の歴史を物語る遺跡、そこに暮らす人々の人間性などとても新鮮で素晴らしいものだと感じました。その辺がアジアに魅せられた理由でしょうか。。。
編: 今回、留学でハワイにいらしてからはどれ位経つんですか?
Y: 2000年の9月からですから、もう4年が経ってしまいました。
編: それまでのハワイ歴と言うと?
Y: 下見に一度来ただけですね。実は、友達が勤めている会社のご褒美旅行に便乗してきたんですよ。その友達が会社で好成績を上げたんでご褒美にハワイ旅行をプレゼントされたんですが、どーしても一人で行くのは嫌だと言うもんでついて来ちゃいました。当時、ハワイへの留学を内心決めていたんで、こりゃ良い下見になるし、グッドタイミングでした!(笑)


『ハワイの文化はいろんな文化のミクスチャー、興味深いです。。。』
編: 先ほど、ハワイ大学はアジアの観光学に強い、と言うお話しがありましたが、ハワイ大学を留学先に選んだのはやはりその辺の事情からですか?
Y: ハイ、そうです。それとハワイはやっぱり気候が良いので何年か住んでじっくり勉強するにはとても良い場所だと思います。ハワイの文化自体が、ネイティブ・ハワイアン(ハワイ原住民)の文化や白人が本土から持ち込んだもの、アジア人がそれぞれの国々から持ち込んだもの、それにポリネシアの文化など、いろんな文化がミックスされて成り立っている点も興味深くて気に入ってます!
編: 実際にハワイへの留学を決意してから、実際にこちらへ渡るまでの準備期間ってどれ位でした?
Y: 約1年ですね。まずは情報集めから始めました。
編: 情報集めと言うと具体的には?
Y: インターネットを駆使して、留学関係のサイトをくまなくチェックしました。そこで一般的な情報を手に入れて、あとは留学関係のチャットルームや、実際に留学生が参加しているようなチャットルームなどへ行って質問したり実際の留学生活について教えてもらったりしました。海外留学の経験者の方とお会いできるチャンスがあったので、そう言う時にも留学の実態についてヒアリングしたり(笑)。
編: VISAの手配なんかは、ご自分で?
Y: ハイ、全部自分で手配しましたが特に問題もなくスムースに行きましたよ。
編: で、実際にハワイに来て見て、『こんなはずじゃ!』 って言うようなエピソードとかはありますか?
Y: 生活するのに必要な環境の整備、ってあるじゃないですか。例えば銀行口座を開いたり、電話を引いたりとか。その辺が結構大変でしたねー。
編: と、言うと?
Y: 銀行口座を作るのに、一週間、毎日銀行に通いました。電話を引くのにも一週間かかりました。。。
編: え、なんで?
Y: 特に銀行口座なんてお金が絡むものですし、自分でちゃんと理解しないと怖いじゃないですか。それで、銀行へ行っていろいろ質問をしてたんですね。家に戻って、『ふむふむ、そういうことか』 なんて思ってるとまた新しい疑問が出てきちゃって。その繰り返しで気がついたら一週間経ってた、みたいな。最後の方では、銀行のスタッフとも友達になっちゃってましたよ(笑)。


『気候の良さと人々の暖かさ。。。』
編: ハワイに到着してから、住む家などはどうやって探したんですか?
Y: ハワイに来たばかりの頃は、日本でコンドミニアムを1ヶ月だけ予約してきていたのでそこに住みました。その1ヶ月の間に本格的に住む家を探したんですけど、なかなか見つからなくて。。。ADVERTISER(ハワイではメジャーな朝刊紙)や大学の掲示板でもチェックしました。そうこうしている内に1ヶ月が経ってしまい、止む無く1週間だけYMCAのお世話になりました。
編: YMCAの住み心地はどうでしたか?
Y: いやぁ、エアコンが無いのには参りました。暑くて暑くてなかなか寝付けないんですよね。そんな時は近くの24時間営業のスーパーへ行ってガンガンに身体を冷やしてその勢いで寝る!みたいな生活をしてました(笑)。
編: で、現在は?
Y: 今はモイリイリ地区の2ベッドルーム(日本で言う2LDK)をシェア(同居)しています。大学にも近いし、周りにお店もたくさんありますし、なかなか快適ですよ。
編: ルームシェアと言うと、同居人さんがいらっしゃる訳ですよね。その場合、お一人分のお家賃と言うとどの位になるんでしょうか?(おっと、同居人に関する質問と見せかけてお金系の質問をさりげなく振りましたね、編集長。。。)
Y: 一人分で、420ドルです。パーキング、光熱水費、ケーブルが含まれています。
編: 意外とリーズナブルなんですねぇ。家賃以外でかかる費用と言うとどんな物があるんでしょうか?
Y: 大きな物ではやはり学費ですね。大学は二学期制なんですが、一学期で大体5000ドル程度かかります。1年で通算すると1万ドルになりますね。奨学金とかTUITION WAIVER(学費免除プログラム)が取れれば、一学期1600ドル程度ですみます。家賃以外の生活費という面では、モロモロあわせて月に600ドルくらいあれば、充分です。
編: 実際にハワイで生活を始めてみて、『やっぱりハワイにして良かった!』 って思える点は、何かありますか?
Y: 気候の良さと人間の暖かさ、じゃないかと思います。ハワイの人はとてもフレンドリーに接してくれます。例えば、車が故障して困っていると他のドライバーが止まってくれて助けてくれたり、道に迷ったときなんかでも積極的に話しかけて来てくれてアシストしてくれたりしますよね。こう言う時はアロハ・スピリッツを感じますねー。前に、プレートランチ屋さんでお弁当を買ったときに、ちょっとだけお金が足りなかったことがあったんですよ。足りない分を銀行に行っておろして来ようと思ったんですが、お店の人が 『別にいいから気にすんな』 みたいな感じでオマケしてくれたこともありました。こう言う親切には甘えるだけじゃなくて、いつか必ず何らかの形でハワイにお返ししたいと思っています。
編: 逆にハワイの嫌な点、と言うと何か思い当たることはありますか?
Y: 嫌な点ではないんですが、時々フレンドリー過ぎることがあって戸惑うことがありますね。ハワイの人はとても親切で面倒見が良くて助かることも多いんですが、逆にそれの度が過ぎることもあったりして。たまには放っておいて欲しい時にも、いろいろ世話を焼いてくれちゃったり。。。


『シーフードでダイエット??』
編: YOSHIくんがハワイに来てから、日本との習慣の違いや英語とかの面で苦労したことってありますか?
Y: 英語という面では最初の頃は苦労しました。僕は、ハワイに来てから15キロも太ってしまったんですけど、それをローカルの友達に話したら、彼は 『そう言うときにはシーフードに限るぜ!』 とか言うんです。それを聞いていた周りの友達はゲラゲラ笑ってるんですが、僕には何が可笑しいのか分かりませんでした。真に受けてダイエットには魚介類がいいのか、なんて思っていたら彼が言っていたのは SEE FOOD、つまり食べずに見てるだけ、って意味だったんですね。そんな感じで友達の輪の中で笑うべきツボが分からなくて笑えない、って言うのは辛いですよね。
編: 話しは変わりますが、YOSHIくんはお休みの日とかはどのように過ごしてるんですか?
Y: ノースの方へドライブへ行ったり、ショッピングに行ったり、後は宿題ですね。
編: YOSHIくんのお話しを伺っていると、自分の車があって趣味はゴルフと、とても優雅な留学生活のようにお見受けしますが?
Y: アハハハ、全然優雅じゃないですよ。車も後で見ていただければ分かりますがボロボロですし、ゴルフにしたって始めたばかりで、とてもこの場で言えるようなスコアじゃないんですよ。
編: そーなんですか。じゃ、あとで愛車とのツーショット撮っちゃいますか?ところで、YOSHIくんのハワイでのマイ・ブームと言うとどんなことがありますか?
Y: ハワイ語やハワイの文化、ハワイの歴史などを見ながらもっとハワイのことを深く知りたいと思うようになって来ました。ちょっと時間ができると、その辺のことを調べて自分なりにまとめるようにしています。
編: 最後ですが、YOSHIくんの今後の予定とか抱負とかをお聞かせくださいますか?
Y: まずは、来年無事に大学を卒業することですね。その後はOPT(大学卒業後に1年間に限り働くことができる制度)を利用して実際の仕事で勉強したことを活かしていきたい、と思っています。OPT終了後は日本へ戻って、空港関係の仕事に就ければ、と思っています。






今回出演してくれたYOSHIくんに 『○○ならどこ?』 っていうアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1> ワイケレのアウトレットにある 『BANANA REPUBLIC』。
『SALVATION ARMY』 の古着も気に入ってます。

Q2> 水着を買うならどこ?
A2> 『QUICKSILVER』。ちょっと高いですけど。

Q3> 日用雑貨を買うならどこ?
A3> 『FOODLAND』、『LONG'S』、『ダイエー』 でしょうか。。。

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4> ローカル系ならやっぱり 『BIG CITY DINER』!
チャイニーズならワイアラエ通り沿いの 『HAPPY DAYS』 の飲茶ですね。
イタリアンならマノア・マーケット・プレイスの 『PAESANO』 がオススメです!


Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5> キング・ストリートの 『寿司キング』!。早い時間に行くとお手頃価格の 『アーリーバード・スペシャル』 があります。

Q6> ファースフードならどこ?
A6> 『BURGER KING』 の 「Angus Burger」 がジューシーで美味しいですよ。

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7> ワイキキ近辺なら、KCCとカピオラニ公園の中間にある 『HEALTH BAR』。ここの 「KAVAジュース」 はヤバいっす!
ノースだったらハレイワの 『コーヒー・ギャラリー』。「アイス・コーヒー」 がマジうまいです!

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8> やっぱり大学の近くの 『MAGOO’S』。ビールはピッチャーでも5ドル!

Q9> ブラブラするならどこ?
A9> ドライブで、NORTHやKO'OLINAに行くのが好きです。時々MAKAHAまで足を延ばします。MAKAHAではイルカが
見えることもあるんですよ。


Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10> ノースの 『SHARKS COVE』!シュノーケルをするには最適です。但し、波のない5月下旬から9月上旬くらいまでの
限定スポットです。


【インタビュー後記】
将来は、日本を訪れる外国人のためにもっとフレンドリーで、インパクトのある空港作りをしてみたいとでっかい夢を語ってくれたYOSHIくん。ですよね、日本の国際空港って確かに外国の方が使ってみてフレンドリーなのか、日本へまた来たいな、という演出がされているのか、ちょっと改善できそうな点がまだありそうですよね。観光旅行とは、その国の空港に降り立ってから、その国の空港を飛び立つまでに 『また戻って来たい!』 と思わせる演出が必要なんです!その点で空港が果たすべき役割はとても重要なんですよ!と語ってくれたYOSHIくん。いつの日か、僕が日本へ行ったときにはキレーでフレンドリーで、インパクトのある空港が出来てるといいな。

インタビュー場所: BIG CITY DINER,KAIMUKI


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