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◆◆ 第 16 回 ◆◆ 『マサ』くん の巻き

へんしゅーちょー、前回のレイちゃんから次のチェーンのご紹介いただきましたー!
 
ほう、で今回は?
 
ハワイ大学つながりでマサくんとおっしゃる学生さんだそーです。
 
今までハワイ大学つながりでいい感じできてるから、今回も期待できそーやね。
 
え、なにがですか?
 
いやいやランチもインタビューも、ってことで。
 
だから、ランチが主体じゃなくて、インタビューでしょ!その辺、しっかり自覚していただかないとですね、編集するこっちの立場もちゃんと考えていただいてですね、だからそのランチが云々はもーいちいち言わなくてもですね。。。。。
 
さて、今回はどこのレストランへお邪魔しよっかなと。
 
(聞いちゃいねーし。。。)



レイちゃんからのご紹介、『マサくん』 のインタビューをお届けします。『マサくん』 はレイちゃんと同じくハワイ大学で経営学を学ぶ大学生です。CHECK IT OUT!




マサくんのまる秘データ

  マサくん
埼玉県出身、21歳。
日本で高校を卒業後、4ヶ月のバイト期間を経てハワイへ。KCC(Kapiolani Community College)で教養課程を修了した後、ハワイ大学へ転部。現在、ハワイ大学で経営学を専攻する3年生。
趣味は、食べ歩き&読書。
 
 


注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    マ ・・・マサくん


『最初は不本意ながらハワイへ。。。』
編: マサくんは、UH(ハワイ大学)の3年生と言うことですが、こちらへいらしてどれ位経つんですか?
マ: はい、2002年の8月からですので2年半くらいになります。
編: それまでの、ハワイ歴と言うと?
マ: 家族旅行で数回来てました。あと、中学2年の時には1人でハワイ旅行に来ました。
編: え、中2でハワイ独り旅ですか?
マ: はい。その時は姉がこちらに留学していましたのでそこに泊まりに来たんですが、昼間は姉も学校で忙しかったのでバスなんかを活用して独りで観光とかしてました。
編: あ、お姉さんがこちらにいらしたんですね。
マ: はい。その時は姉も留学生と言う立場でこちらにいたんですが、実は大学を卒業して結婚、そして今は社会人という立場でこちらに住んでいます。
編: と言うことは、マサくんのハワイ留学もお姉さんの影響があった?
マ: いえ、留学と言うことに関しては姉の影響は特に感じていません。僕自身、中学時代から将来は海外に留学したいと言う気持ちがあったんです。日本にはない外の世界を若いうちに見れるだけ見ておけたら、と思ってました。
編: じゃ留学先としては別にハワイである必要はなかったと?
マ: えぇ、そうですね。僕はカリフォルニアへ留学したかったんですが。。。
編: でもハワイへ来ちゃった?
マ: はい。先ほども姉がこちらに住んでいる、という話しがでましたが実は僕は姉のところに下宿しているんです。経済的にもその方が助かるし、親の負担を考えると我がままばかりも言ってられませんので。
編: じゃ、不本意ながらハワイへって感じですか?
マ: 最初はそう思いましたね。「なんだ、ハワイかよっ!」って感じで。ハワイは日本人も多いと言うことで日本語が通じる場面も多いでしょうし、本当に勉強ができるのかどうかちょっと不安でしたが。。。
編: 不安だったけど?
マ: そんな不安はすぐに解消しました。こちらの大学へ入った途端に宿題の量や授業の進み方の速さにビックリしました。日本人がどーの、日本語がどーの、と言ってる余裕なんてまるでなくて、とにかく自分でやらなきゃ単位も取れなきゃ卒業も出来ないぞ、みたいな感じで。


『ハワイで変化した日本人文化は興味深いです』
編: 僕もこのインタビューで、ハワイに留学してる学生さんはホントにすごい勉強してるんだなぁ、って感心させられることが多いんですが、マサくんから見て日本の大学に通っている友達なんかと比較するとどーですか?
マ: そーですね。日本の友達にたまに連絡すると「毎日パーティーだよ」みたいな話しを聞かされることもありますけど、それもどーなんだって思いますよね。僕は今、ハワイで勉強していて、勉強がすごく忙しいんですがそれはそれでとても充実していて楽しいですし不満はありませんね。要は、その人、その人の考え方じゃないかと思います。
編: 最初は不本意ながらハワイへ留学したってことでしたが、その後実際に住んでみてハワイのいいところって言うのは発見できましたか?
マ: そうですね。ハワイには文化的に見ても多くのものが混在していてとても興味深いですね。ハワイには日系の方も沢山いらっしゃいますが、彼らが日本からハワイに持ち込んだ文化や習慣もハワイで段々と変化して日本の物とは違うハワイ独特の日本文化になっていたりしますよね。その辺がとても魅力的だと思います。
編: ところで、留学するにあたっての準備期間とかについて質問したいんですが、中学時代から留学の夢を持っておられたと言うことですので随分早くから準備し始めていたんですか?
マ: いえ。準備期間と言う意味では、高校を卒業してから始めましたので大体4ヶ月くらいですね。僕は日本でも普通に大学受験をしたんですが、第一志望の大学には合格できなかったんです。そこで、このまま日本にいて他の大学に進むか、最初の夢であった留学を選ぶかの選択を迫られたわけです。僕としては、日本の他の大学に進むより、外の世界を見れる留学の方が得られるものが多いんじゃないかと思って決断しました。
編: VISAの手配なんかは?
マ: 代理店などは使わずに全部自分で手配しました。VISA自体は、大体1ヶ月で取れました。特に問題もなくスムースに行ったと思います。
編: プロフィールに高校卒業後4ヶ月間バイト、とありますがこれは留学資金を貯めるってことで?
マ: ええ、まぁ、そうなんですが4ヶ月バイトしたくらいじゃ留学資金のホンの一部にしかなりませんよね。少しでも親の負担を減らそうと思ってバイトしながら準備してたんです。


『生活費。。。意外と安上がりです!』
編: 親御さんの負担と言う話しが出ましたが、では実際に留学に関してかかっている費用なんて聞いちゃってもいいですか?
マ: はい。生活費と言うことに関しては月に大体800ドル程度だと思いますが。
編: 800ドルと言うと、それには家賃とかも入ってるんですか?
マ: はい。家賃込みです。姉のところに下宿してますんで、そう言う意味では家賃と食費がかなり助かってますね。姉には家賃+食費で月々300ドルずつで勘弁してもらってます(笑)。残りの500ドルで車のガソリン代、昼食代、携帯電話代、その他モロモロを賄ってます。
編: 家賃+食費で300ドル!?そりゃ、お姉さんもとても寛容で心の広い方でいらっしゃいますでございますですね。。。
マ: はぁ。場所的にはマキキ(ワイキキから車で10分程度の住宅街)と言うところで大学からも近いので助かってます。通学には主に自転車を使っていますが、10分から15分程度で行けますんで。
編: 生活費の他に学費がかかりますよね?
マ: はい、学費は別です。僕の場合は奨学金が出ていますんで1学期分で1600ドルくらいです。1年は2学期制ですので年間では3200ドル程度になりますね。
編: このインタビューに出演していただく学生さんは、奨学金を貰ってる人が多いんですが、やっぱり奨学金となるとかなり勉強が大変なんでしょ?
マ: 僕の場合、KCC(Kapiolani Community College=ハワイ大学併設の短期大学)からハワイ大学へ編入したので奨学金の受給にあたっては、KCC時代の成績が考慮されてるんだと思います。奨学金を取るためには、全ての教科で80%以上の成績を取らなくてはなりませんが頑張れば不可能な数字ではないと思いますよ。ただ教養課程では化学、生物学、栄養学などの科学系科目から何かを選択して履修することも必須なので、そう言った専門外の科目でも80%以上を取るのがちょっと大変だかなぁ、と思うくらいです。ちなみに僕は、栄養学を選択していましたけど、お陰さまでそれも80%以上の成績を修めることができました。
編: 意外とサラッとおっしゃいますが、ホントのところはすごい勉強してるんでしょ?
マ: うーん。正直、やっぱり勉強はかなりしますね。と言うか、それは奨学金を取るために特別に勉強する、ってことではなくてやらなきゃ追いつかないんですよ。で、その結果として奨学金は後からついてくる、みたいな。
編: と言うことは、マサくんもスタバでバリバリ勉強、ってことですか?
マ: そーですね。勉強するときはスタバに行くことが多いです。家でも勉強できるんですが、家だとテレビやら本やら誘惑って結構多いじゃないですか。それを遮断するためにスタバに行くって感じですかね。
編: 図書館とかじゃダメなのか、って話しもあるかと。。。
マ: うーん。言われてみればその通りなんですが、図書館よりスタバの方がやる気が出るって言うか。。。スタバじゃなきゃダメ、って言う明確な理由はないんですけどねー。。。


『人々の暖かさがハワイの魅力です』
編: さっき、ハワイの文化が興味深いってお話しがありましたが、それ以外の面でハワイならでは良さ、って言うとどんなことがありますでしょうか?
マ: ハワイは環境の面でもピカイチだと思います。気候や天気と言うのはもちろんですが、周りにいる人間の暖かさ、みたいなものも感じますね。
編: 人間の暖かさ、と言うと?
マ: KCC時代のことですが、ハワイ大学の学生が教授のアシスタントとしてやって来て、色々と勉強の面倒を見てくれるシステムがあるんですね。その学生達は勉強だけじゃなくて、バーベキュー・パーティーに誘ってくれたりプライベートの面でも色々と面倒を見てくれました。全てのアシスタントがそうかと言う訳ではないと思いますが、ハワイの人の暖かさを感じることができました。
編: 逆に、困ったことや嫌なことって何かありました?
マ: 困ったと言う面ではよくハワイアン・タイムって聞くじゃないですか。それがホントにあるんだなぁ、ってハワイに来てから実感しましたね。約束の時間なんて有って無いような、ってことがたまにありますね。それと、ハワイの人たちはとても暖かい人が多いのですが、あまりに多くの人種やモノが存在しているために時に偏りがちになることがあるんじゃないかと思います。同じ人種の人が集まってグループになったりとか。。。こちらに来ている日本人についても同じことが言えるかも知れませんけど。。。
編: 今だから言える失敗談、みたいなお話しはなにかありますか?
マ: ワイキキの沖でシュノーケルをしながらスピア・フィッシング(銛打ちで魚を捕る漁法)をする時に、どの辺でやったらいいか事前にライフ・セーバーに確認して沖に出たんです。どうもそのライフ・セーバーの言っていることを間違えて聞き取ってしまったらしく、やたらと沖の方まで行ってしまったんですね。で、沖の方へ行くと水温も低くなるし、そのうち腕も動かなくなり岸までやっとの思いで戻ったと言うことがありました。笑える話しではないのですが、とても危ない失敗談ですね。
編: 普段、激しく勉強されてるマサくんですがお休みの日はどんな風に過ごされてますか?
マ: 土曜日の午前中は剣道の道場へ行くことが多いですね。剣道は小学校の低学年の頃から始めて高校も剣道部だったんですよ。午後は、もっぱら勉強です。日曜日は、大体一日中勉強ですね。日本の小説などを読むのが好きなので、時間が空くと読書に耽ることもあります。
編: 今、ハワイでこれにハマッてますみたいなことってありますか?
マ: やっぱり海ですね!特に今はシュノーケリングにハマッてます。ダイアモンド・ヘッド沖とかも透明度が高いのでサカナなんかも良く見れますよ。勉強が忙しいのでなかなか行けないんですが、とても楽しいですしオススメです。
編: 最後の質問です。今後の抱負とか予定とかお聞かせくださいますか?
マ: 卒業後は日本へ帰って就職したいと思います。卒業後1年間はOPTと言ってアメリカの企業で研修することができるのですが僕はOPTにはあまり興味がないんです。僕の専攻分野はマーケティングなので、それを活かせる企業に就職できれば、と思っています。






今回出演してくれたマサくんに 『○○ならどこ?』 って言うアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1> 『アバクロ』 ですかね。

Q2> 水着を買うならどこ?
A2> ワイキキのハイアット・ホテルの隣りにある 『BILLABON』 で買います。

Q3> 日用雑貨どこ?
A3> 『ロングス』 で買うことが多いです。

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4> 沖縄ごはんの 『サン・ライズ』!前回のレイちゃんとかぶってますが、ゴーヤチャンプルーは最高です!
週に1回は食べてますね!

Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5> 『幸の鳥』 の焼き鳥。日本の味がします!

Q6> ファースフードならどこ?
A6> ジャッキン!メチャクチャでかいサラダがお気に入りです。。

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7> アラモアナ・ショッピング・センターの 『ホノルル・コーヒー』。
カハラ・マンダリン・ホテルの 『プルメリア』 にも良く行きます。

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8> やっぱり 『海』!夜遊びはしません。たまに大学の近くの 『MAGOO’S』 で飲むくらい。

Q9> ブラブラするならどこ?
A9> マジック・アイランド。夕陽がとてもきれいです。アラモアナ・ショッピング・センターで店を覗いたり、
PEOPLE WATCHINGをしたりするのも好きです。


Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10> カイルア・ビーチ!浜辺の雰囲気がすごくいいですし、カイルアの街並みもホノルルとはちょっと
違った感じがします。


【インタビュー後記】
小学生の頃から始めた剣道を今でも続けているマサくんは、とても礼儀正しく爽やかな好青年でした。インタビュー中もキリッと伸ばした背筋が凛々しかったです。最初はハワイにはあまり魅力を感じていなかったと言うマサくんですが、今ではハワイの良さを実感しているとのお話しを伺えてちょっと安心しました。それよりも何よりも、「やっぱり勉強って場所でする訳じゃなくて取り組む自分の姿勢が大切なんだと思います」 と語ってくれたマサくんにちょっと感動しちゃいました。卒業するまでしっかり勉強してハワイで得たものを日本で活かして欲しい、と心から思うあんたんこでございます。ガンバレ、マサくん

インタビュー場所: ARANCINO DI MARE/WAIKIKI BEACH MARRIOTT RESORT & SPA 1階


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