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◆◆ 第 21 回 ◆◆ 『きの』ちゃん の巻き

へんしゅーちょー!前回ご出演いただいたCHIZUちゃんからお友達のご紹介をいただきましたー!今回ご出演いただくのはCHIZUちゃんとはハワイ大学つながりの 『きのちゃん』 だそーですよ。
 
ん?『きのちゃん』?私はシーフードはNGですが、きのこは大好きです!
 
。。。(怒!) きのこではありません!『きのちゃん』 ですっ!
 
いや、『きのちゃん』 からなんとなくきのこを連想してしまっただけやのに、、、そんなに怒らんでも。。。
 
で、『きのちゃん』 は、おうちにPCがないそうで 『電話で連絡してください』 とゆーてはりますけど。『きのちゃん』 は、日本語全然OKですから、安心して電話して大丈夫!
 
そりゃ 『きのちゃん』 なら日本語もOKやろうて。。。
 
あぁ〜、それとランチは和食がいいそうですよ。
 
うむうむ、では 『きのちゃん』 ときのこ料理でも食べてくるとしようかのぉ。
 
ここ、笑うとこちゃいますよね。。。




てな訳で、意気揚揚と電話でアポを取り、そして和食レストランに予約を入れた編集長です。
CHIZUちゃんからのご紹介、『きのちゃん』 のインタビューをお届けします。『きのちゃん』 は、CHIZUちゃんと同じくUH(University of Hawaii、ハワイ大学)の英語専門コース、HELPで学ぶ留学生です。どんなお話しを伺えるのかとても楽しみです。CHECK IT OUT!





きのちゃんのまる秘データ

  きのちゃん
福岡県出身、35歳。
日本で専門学校を卒業後、病院に就職。医療事務のスペシャリスト!14年間勤めた後、退職しハワイ留学を決意。現在は、ハワイ大学英語専門コース(HELP)に在籍中。
趣味は、テニス&合気道。
 
 


注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    き ・・・きのちゃん


『14年のキャリアを捨ててハワイへ!』
編: 唐突ですが、和食レストランでランチ!ってご要望でしたよね。
き: ハイ!家ではアメリカ系の料理ばかりなんでなかなか和食を食べる機会がないんですねー。
編: と言うと?
き: えぇ、実はボーイフレンドと一緒に彼のお姉さんの家に住んでるんですが、白人一家なんでなかなか日本食に馴染んでもらえなくて。。。やっぱり私が作る料理もお姉さんが作る料理もアメリカ系になっちゃうんですよね。家族で外食!って時もやっぱり行くレストランは決まってアメリカ系です。。。
編: 和食ゼロだとやっぱきついっすよねぇ。
き: そーですねー。最近馴れましたけどね。。。でも、友達と外食する機会があればやっぱり足は和食系に向いちゃいます。
編: 『ボーイフレンドのお姉さんの家に住んでる』 ってお話しですがその辺は改めてお伺いするとして、取り敢えず 『きのちゃん』 のハワイ歴からお聞かせいただけますか?
き: 留学としてハワイに来たのは2004年の11月からです。それ以前に観光で10回ハワイには来ています。
編: 14年間もキャリアを積んだのに、それを投げうってまでハワイ留学、と言うのには何かきっかけがあったんですか?
き: 病院の仕事もとてもやりがいのある仕事でしたし、スタッフもとても良くしてくれていました。特に仕事に対しての不満があった訳じゃないんですが、このまま毎日同じことを繰り返して月日が経って行ってしまうのかと思うと、自分の人生と言うか生き方をもうちょっと探してみたいな、と思いまして。
編: それにハワイが好きだったから?
き: そうですね。観光でハワイへ来ているうちにハワイが大好きになってしまって。チャンスがあればハワイで生活してみたい、ってずっと思っていました。
編: そして病院を辞めて留学、と言う風に繋がるわけですね。
き: 『ハワイで英語を勉強したい』 と思っていましたし 『ハワイで生活してみたい』 とも思っていたわけで、留学すれば一石二鳥ですよね(笑)。でも、そのためには病院は辞めなくてはならない。。。ちょうど時期的にも後輩も育ってきたし、自分自身の将来のことを考えるとこの辺が辞めどきかな、って言うのもありました。今は、ハワイ大学の英語専門コースに通っていますが、ここである程度の英語力を身につけたらKCC(Kapiolani Community College、ハワイ大学付属の短期大学)に入学してちゃんと勉強したいって気持ちがあります。


『ハワイを訪れる人たちに「また来たいね」と言って欲しいから。。。』
編: それにしても、14年間もお勤めした職場を離れるとなると、これはやっぱり大きな人生の転機の1つですよね。それに、留学生になると言うことは収入も閉ざされる訳ですが、その辺についての不安とかはありませんでしたか?
き: お仕事を辞めて収入がなくなる、と言う点についてはやはり多少の不安はありました。でも、やっぱり 『ハワイに住みたい!』 って言う強い気持ちと、このまま何も変らずに日本で過ごしていていいのか、と言う疑問と。。。収入が無くなるって言う不安よりも将来の自分に投資してみよう!と思ったんです。とは言え、留学生は働けないのでやっぱり学生でいる間の費用とかはちゃんと目途をつけておかなくてはなりませんよね。
編: きのちゃんの場合は、医療事務と言う専門職的な、手に職があるって言うか、、、いざとなれば日本に帰ってまた病院に勤務しても即戦力で働ける訳だし、余り不安を感じることなく日本を出てきた、みたいなところはありませんでしたか?
き: あぁー、それはないですね。医療事務の分野も年月を経るごとに色々と変って行くのでちょっと職場を離れてしまったら私の知識なんて役に立たないものになってしまうんですよ。それに私自身、医療事務とは違った分野で挑戦して行きたい!って言う気持ちが強いので、またどこかの病院に就職して医療事務を、と言うことは考えてないんです。
編: 英語専門コース修了後にKCCへ進学と言うことですが、具体的に勉強したいエリアとかは決まってるんですか?
き: はい、できれば観光、旅行関係の勉強をしてみたいですね。ハワイってやっぱり訪れた人を虜にするような、色々な意味で魅力あふれる場所だと思うんです。そして、一度ハワイにいらした方に 『また来たいね』 って思ってもらえるようなサービスを提供できるようになりたいな、って思ってます。私自身、人に会ってお話ししたりするのがとても好きですし、それにハワイは観光産業が大きな柱になっていますし。
編: と言うことは、大学を卒業したらホテルとか旅行代理店で?
き: そうですね。大学卒業後の進路としては、ホテルが希望です。また学生の間に就労許可が取れればアルバイトはレストランがいいですね。レストランなら賄いもついてるでしょうから食べるには困らないですもんね(笑)。
編: やっぱり、卒業後に働く場所としてはハワイが希望ですか?
き: VISAさえ取れれば、是非ハワイで働きたいです。仕事を通じてハワイで色々な人と出会って、観光でいらした方にももっとハワイをエンジョイしてもらえるようになれればいいですね。


『バスの路線図はバッチリ暗記!』
編: では、きのちゃんのハワイ生活の実態をお聞きしたいと思います。ボーイフレンドと彼のお姉さんの家に同居中とのことですが、てことは結婚間近ってこと?
き: いえ、結婚するかどうかはまだ先の話しです。同居はしていますが、結婚と言うことになるとお互いのことをもっと理解しあってからですね。
編: お姉さんの家ってことは家賃なんかはもちろん免除?(おぉー!さりげないお金系質問!)
き: いえいえ、とんでもない!そんな甘いもんじゃないですよ、現実は(笑)。お姉さんの家とは言え、ちゃんと家賃を払ってます!
編: え、そーなんですか?いったいおいくらほどなんでしょ?
き: 家賃と言う意味では月々600ドルなんですが、彼とのシェアなので私の負担は300ドルになりますね。
編: 場所的にはどの辺になるんですか?
き: ハワイカイ(オアフ島東側の高級住宅地)です。一軒家の一部屋を借りて住んでるんですよ。
編: ハワイカイですか!それじゃ、車がないとハワイ大学に通うのもちょっと大変なんじゃないですか?
き: そうなんですよねー。実は車がないんです。通学はもっぱらバスですね。でも、家の停留所が限りなく始点に近いんで座って行けるとこが魅力です(笑)。バスは定期券を買っているので乗り放題ですし、時間がかかるとこさえ我慢すれば本当に便利ですよ。今では、どこに行くのもバス!路線図も頭の中にバッチリ入ってます(笑)。
編: で、家賃が300ドルだとすると、月々の生活費としてはいくらぐらいかかるもんなんですか?(おぉー、ツッコミますねー)
き: バスの定期券、携帯電話、食費、その他モロモロで家賃のほかに300ドルくらいかかると思います。家賃込みで大体600ドルくらいですね。


『英語は習うより慣れろ、です!』
編: ところで、ハワイに実際に留学してみて、やっぱりハワイにして良かった!と思える点はありますか?
き: やっぱり気候と人の温かさですね。それと、ハワイに来てからストレスを感じなくなりました。日本にいた頃の立場は社会人、こちらに来てからは学生と言う立場の違いはありますけど、やっぱりハワイの気候や時間の流れ方の影響が大きいような気がします。あとは、物欲がまるでなくなりましたね(笑)。日本にいた頃は、やっぱり服やブランド品などにお金を使っていましたけどハワイに来てからはあまり興味もなくなりました(笑)。
編: 逆にハワイのこんなところが嫌!と言う点は?
き: これと言って決定的なものはないんですけど、虫が多い!コンド(コンドミニアム、日本でいうマンションのこと)とかだとまだいいんでしょうけど、一軒家だと虫との遭遇確立も高くなりますね(笑)。あとは、時間にルーズなことかな。ローカルの人はもちろんですが、バスも時間通りには絶対来ないし、テレビ番組も時間通りに始まらないし。。。(笑)。全てにおいて時間にルーズなとこですよね、ハワイって。
編: ハワイに留学できたばかりの頃、『困ったなぁ』 って思ったことってあります?
き: やっぱり言葉ですよね。。。
編: 留学に来た訳だから、それなりに勉強とかしてたんじゃないんですか??
き: いや、全然(笑)。日本ではまるで勉強していなかったのでホントにダメダメでしたよ。観光の場合は、ハワイってそれほど英語が出来なくても何とかなっちゃうじゃないですか。でもやっぱり学校へ通い、そしてハワイの住人になるってことは観光で来ているのとは訳が違うんだ!ってことを痛感しましたね(笑)。
編: で、きのちゃんが留学を始めてから1年ちょっとが経つわけですが、英語の方はどうですか?
き: さすがに来たばかりの頃から比べると進歩していると思いますよ(笑)。始めの頃は、巻き舌の発音と容赦ない早口で何を言われてるのかまるで分かりませんでした。習うより慣れろ、とよく言いますがその通りです!ちゃんと勉強して生の英語に触れる機会が増えれば増えるほど聞き取りも出来るようになるし、『あー、こう言うときはこんな風に言えばいいんだ!』 なんて感じでボキャブラリーも増えるし。全然英語が出来なかった私でも何とか出来るようになったんだから、皆さんも自信を持ってくださいね!
編: 今までお話しを伺った留学生の方たちはホントによく勉強している人たちばかりだったけど、やっぱりきのちゃんも一所懸命勉強したんですね。
き: そうですねー。英語専門コースとは言え、宿題も沢山出るし平日は遊んでる暇がないくらいです。学部に行けば、もっと沢山宿題が出るし、益々大変になっちゃいますねー(笑)。
編: 平日は勉強しまくりのきのちゃんですが、お休みの日はどんな風に?
き: ビーチでお昼寝したりとか、BBQをしたりとか。あ、そうそう、公園巡りも好きですよ。いろんな公園へ行って、のんびり過ごすのはとてもリラックスできてオススメです!
編: 最後になりますが、きのちゃんの今後の予定とか抱負とかをお聞かせいただけますか?
き: まずは英語専門コースを修了させて、その後はKCCへ進学します。KCCを卒業後はOPT(大学卒業後に1年にわたり就職できる制度)を利用してハワイで働きたいと思っています。卒業後は、できれば就労VISAを取得してこのままハワイでバリバリ働きたいです!






今回出演してくれたきのちゃんに 『○○ならどこ?』 って言うアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1> アラモアナの 『ホリスター』 が好きです。

Q2> 水着を買うならどこ?
A2> ワイキキの 『ローカルモーション』!実は、さっきもローカルモーションでお買い物してきたところです!。

Q3> 化粧品を買うならどこ?
A3> ワイキキの 『マリーズ・ヘルスフード』 かな。

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4> マッカリー・ショッピングセンターにある 『プーケット・タイ』 と言うタイ料理屋さんがオススメですよ。

Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5> ケアモク通り沿いにあるお弁当屋さんの 『いまり』。お手頃価格でホントの日本の味が楽しめます。

Q6> ファースフードならどこ?
A6> 『タコベル』!タコスやブリトーはちょっとお腹が空いた時にピッタリ!。

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7> やっぱり 『スタバ』!

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8> 『カイルア・ビーチ』 によく行きます。

Q9> ブラブラするならどこ?
A9> ハワイカイに住んでいるので 『ココマリーナ・ショッピングセンター』 に行くことが多いです。

Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10> 『クアロア・ビーチ』!カネオヘの更に向こう側ですけど、雄大な山と青い海のコントラストが素敵です。


【インタビュー後記】
とても落ち着いた感じで礼儀正しいきのちゃんでした。さすがに社会人経験者ですね。お勤めしていた頃も、きっとかなりの好待遇だったと思いますが、それを投げうってまでハワイに来てくれたきのちゃん。『私の経験がこの記事を読んでらっしゃる皆さんに少しでも参考になったり、ハワイへ来るきっかけになってくれれば嬉しいです!』 と語ってくれました。ハワイでひたむきに頑張るきのちゃんに心打たれるあんたんこでございますです。数年後には大学を卒業し、ハワイのホテルに就職できるといいですね!チーアロスタッフ一同、応援してます!おっと、その前にバイトで賄いGET!、頑張ってくださいね。


インタビュー場所: Wasabi Bistro, Kapahulu



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