ラーメン・コレクション・ハワイ

VOL.６

『大勝軒』正油つけ麺の巻

ケアモク通りにちょっと前から工事中のお店がありました。その工事中のお店の窓には、『COMING SOON！ TAISHOKEN RAMEN 大勝軒』と書いてありました。
『ん？大勝軒？あの東池袋の？まさかねぇ。』と思いながらも時は過ぎて行きました。

で、そのお店のオープン直前にチーアロ準レギュラー、サウス・シーズ・アクアティックスのエセ毛印濃過ぎアツシくんから情報が。。。

エセ毛印：	『あんたんこさん、今度ケアモクにできる大勝軒ってお店、知ってはりますか？』
編集長：	『おぉ、知っとるで。5月6日オープンとか店の前に書いてあったし。東池袋の大勝軒と同じ名前やし、なんか気にはなってたんやけど。。。』
エセ毛印：	『あんたんこさん、何ゆーてますの。あの東池袋の大勝軒の暖簾分けのお店でっせ！』
編集長：	『マジかいな！ほなら、そーとー期待できるっちゅーわけやな？』
エセ毛印：	『そりゃそーですわ。それに、そのお店の姪っこさんがよくハワイに来はるんですけど、ウチのダイビングのお客さんなんですわ。』
編集長：	。。。
エセ毛印：	『なんか良からぬ事をたくらんどりゃしまへんか？』
編集長：	（毛印がらみで大勝軒さんと蜜月関係を築けたりして。。。）

という訳で、オープン前日に取材許可をいただきまして、早速チェックに行ってまいりました。
ついに、あの東池袋の遺伝子を持つお店がハワイへやって来ます！ワクワク。。。

		こちらが、5月6日に新規OPENする『大勝軒』さんです。場所は、アラモアナ・ショッピング・センターの中央から山側に向かうケアモク通り沿いです。ケアモク通りにはマクドナルドがありますが、その真向かいでございますです。かなりキレーで、とても清潔そーな感じがポイント高いですな。

		麺は自家製です。麺のタイプは東池袋の伝統を受け継ぐ太目のストレート。東池袋の大勝軒と言えば、ラーメン通の間では一目置かれる超有名店です。長蛇の行列が途切れることはないほどのお店です。で、そのお店でのあんたんこの一番のお気に入りはやっぱり『つけ麺』なんでございますな。あのモチモチ・しこしこの麺がハワイでもいただけるなんて夢のよーです！うーん、早く食べさせてケロ。もー待てましぇん。。。

		餃子を作っているところを見学させていただきました。この餃子の皮も自家製なんだそーですわ。一心不乱に超スピードで餃子を包む渡辺夫人。。。（おぉぉ、速すぎて手が見えないくらいのスピードなんですね！）

		『つけ麺』を待つ間に恒例の『卓上香辛料チェック！』をしなくてはなりませんな。ラー油、胡椒、一味唐辛子、お酢、醤油というオーソドックスな物に加え、辛し味噌、おろしニンニクがポイントです。さてさて、『つけ麺』は、まだじゃろか？

		ヘイ、オマチッ！出てきたのは、『つけ麺』ではなくさっき渡辺夫人が一心不乱に作ってた餃子でございました。では、早速いっただきまーす！むむむ、これは。。。モグっとしてみると中から肉汁がジュワーって広がります。かなりイケてます。皮が薄くてパリッとしてるとこも◎です。うーむ、さすが渡辺婦人。恐るべし、渡辺夫人。（さっきから、『渡辺夫人』を連発されてますが有名な方なんですか？） ←いや、ただなんとなく。。。渡辺さんやから渡辺夫人と呼んでみたのだが。。。（←意味はあまりないんですね。。。） ←うん、特にない。。。お値段は、５個で＄３．９５でおま。

		ヘイ、オマチッ！続いての登場は、正油ラーメンですな。まずはスープをズルっと。。。口の中に広がるのは、サバぶしの芳醇な香りでございます。この魚系スープは確かに東池袋の伝統をしっかりと受け継いだ感じがしますです。麺も、モチモチ・しこしこ！うまいっす！お値段は、＄５．９５。

		ヘイ、オマチッ！おぉぉぉぉ、ついに『つけ麺』との対面です！麺は冷水でしめたものを使っておられます。つけ汁は、アツアツのこれまた魚系のタレから作ったスープです。ではジュルリと、いっただきまーす！うーむ。。。一度冷水でしめているだけに麺のモチモチ感、しこしこ感がさらに際立っておりますな。つけ汁は東池袋をベースにして進化させた感じがします。東池袋に比べると少し甘味を感じますが、これはこれでまた違った深みを楽しませてくれますです。うん、ウマイ！もー１杯いーすっか？お値段は、＄５．９５。


		で、こちらが大勝軒のスタッフの皆さん。『皆さんのご来店、お待ちしておりますっ！』

<2004年05月更新>

◆お店の名前	『大勝軒』
◆お店の住所	903 Keeaumoku St., #C101A, Honolulu, HI 96814 ケアモク通りを海側（アラモアナ・ショッピング・センター側）から山側に向かって進み、ライクロフト通りを過ぎたら右側。（マクドナルドの向かい側）。
◆お店の電話	(808) 955-8860

【編集部から】
このコーナーでご紹介しているラーメンの解説はあんたんこ編集長の至極個人的な味感覚によるものです。

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