VOL.7

『よってこや』 C-SETの巻




ワイキキからちょっと離れたマッカリー・ショッピング・センターにとても美味しいラーメン屋さんがあるです。
京都ラーメンのこってり味、私、編集長のあんたんこにはたまらない系統です。そして、気になるお店の名前は 『よってこや』。んで、こちら 『よってこや』 さんでは、門外不出の屋台味をとても大切にされております訳でございます。

メシを食うときに 『腹八分目』 という言葉をすっかり忘れるあんたんこがこちら、『よってこや』 さんで決まってお願いするのは 『C-SET』 でございます。

さてさて、あんたんこの味覚と食欲を同時に満たす 『よってこや』 さんの 『C-SET』 とは!?
早速リポートでございます!



  こちらが、マッカリー・ショッピング・センターの2階にございます 『よってこや』 さんですな。
2階は2階でも、角に位置しておりますので店内に一歩入りますれば南側と西側が全面ガラス張り、とても明るくて清潔感あふれる素敵なお店でございます。
     
  さてさて、お店の大将、佐野さんに早速 『C-SET』 をお願いいたしました。
こちら 『よってこや』 さんでは、お客さまの好みに合わせて麺の固さを 『ジャパニーズ・スタイル』(コシのある固ゆで)または 『ローカル・スタイル』(柔らかめ)から選ぶことができます。私、あんたんこはメニューにはない 『麺バリカタ、スープ味濃いめ』 と勝手なお願いをしておりますが、それでも気持ちよく作っていただけるのが嬉しいですな。

では、『C-SET』 が来る前に、恒例によりまして、テーブルの上の調味料チェックです。
ラー油、お酢、お醤油、黒胡椒、そして一味でございます。黒胡椒は、ガリガリ回して挽くタイプのものでして大将のこだわりを感じずにはいられません。
     






そして待つこと、しばし・・・






  ヘイ、オマチッ!

まず出てまいりましたのは、『餃子』 でございます。『C-SET』 には、餃子3個が自動的についてくるです。
この 『餃子』、皮はカリカリ、中身は具がタップリでございまして、もーそれこそ餃子の皮がはちきれんばかりになっております!

こちらは 『焼き餃子』 ですが、『揚げ餃子』 をお願いすることもできます。
     
   ヘイ、オマチッ!

続いての登場は、『焼き豚チャーハン』 でございます!『C-SET』 には、実は 『焼き豚チャーハン』 も自動的についてくるのであります!サイズは通常オーダーの 『焼き豚チャーハン』 より小さめになりますが、それでも日本のお店と比べれば一人前分くらいは余裕でありそーです。

ご飯がベチャついたチャーハンは絶対に許せませんですよね?で、こちらのチャーハン、最高です!見事なまでに分離したポロポロのご飯、そして何より最高なのはお米一粒一粒に程よく回った油加減です。

『C-SET』 では、『焼き豚チャーハン』 のかわりに白いご飯の上にチャーシューをのせた 『チャーシューご飯』 にすることもできます。
     
  ヘイ、オマチッ!

おぉぉぉぉ、ついに 『屋台味ラーメン』 の登場でございます!
そうです!『C-SET』 とは、餃子、焼き豚炒飯、屋台味ラーメンのセットなんですな。

スープは、豚骨、鶏がら、10種類の野菜、、、これを10時間以上かけて煮込む特製スープです。スープの表面には膜が張るほどこってりしてるのに脂っこくないんです!これ、素晴らしいです!芳醇なスープのコクが口の中に広がります。もーたまりません!

そして、圧巻なのはチャーシュー!これ、ホンマ口の中で溶けるんです。脂身っぽく見えるところも実は丹念に煮込んであるので脂が落ちてゼラチン質化してるんですな。ぜんぜんクドクドしてません。うーむ、技あり一本!

『C-SET』 では、『屋台味ラーメンの』 のかわりにハワイアン・ソルトを使ったこれまたこだわりの 『とん塩ラーメン』 にすることもできます。

で、気になる 『C-SET』 のお値段ですが、これだけついて驚愕の $10.45!
お値段もお腹も大満足でございます。
     
  で、こちらが大将の佐野さん。
『スープの中には豚骨と鶏がらから出るコラーゲンがタップリですよ!チャーシューはラーメンスープとは別炊きで作ってます。麺は真空打ちの特製麺を使用しています。手間とコストはかかりますが、一杯のラーメンにこだわってます!』

こだわりラーメンを作り出す佐野さん、偏屈者かと思いきや、お客さん思いのとっても優しい大将です。
     

<2006年07月 更新>




◆お店の名前 『よってこや』
◆お店の住所 1960 Kapiolani Blvd., #214, Honolulu, HI 96826
(カピオラニ通りとマッカリー通りの角。マッカリー・ショッピング・センターの2階です)
◆お店の電話 (808) 946-2900


【編集部から】
このコーナーでご紹介しているラーメンの解説はあんたんこ編集長の至極個人的な味感覚によるものです。
HOME